【Podcast】新しい宝石タンザナイト:発見と特徴

※この記事はHASUNAのPodcast番組「Gemstone Journey 宝石と旅に出よう」2024年12月4日配信分の要約です

12月の誕生石、タンザナイト:美しさと希少性の宝石

こんにちは、HASUNAの白木夏子です。今回も、私たちのポッドキャスト「Gemstone Journey 宝石と旅に出よう」の内容をもとに、宝石の歴史や石の魅力などをお伝えして参ります。今回は12月の誕生石の一つであるタンザナイトについてご紹介します。

タンザナイトの発見と歴史

タンザナイトは比較的新しい宝石で、1967年にタンザニアのメーラニ地域でマサイ族の羊飼いによって発見されました。その後、ニューヨークの宝石商を通じてティファニーに持ち込まれ、ティファニーがその美しさに魅了され「タンザナイト」と名付けて世界に紹介しました。

タンザナイトの特徴

タンザナイトの最大の特徴は、その美しい青紫色と多色性です。見る角度によって色が変化し、青紫だけでなく赤紫や茶色にも見えることがあります。また、深い青紫の周りに模様が浮かんでいるような、ダイヤモンドやサファイアに比べると柔らかく輝くような、独特の発色の仕方も魅力的です。硬度はモース硬度で6.5から7程度で、日常使用には十分な硬さを持っていますが、急激な温度変化や強い衝撃には注意が必要です。

産地と希少性

タンザナイトの最大の特徴の一つは、その産地の限定性です。世界でただ一か所、タンザニアのメーラニ地域でのみ産出されます。この地域特有の地質条件がタンザナイトの生成に必要不可欠なのです。しかし、この希少性は将来的な供給不足の懸念も生んでいます。専門家の間では、今後30年から50年で採掘が困難になる可能性があると言われています。そのため、タンザナイトの希少性と価値は今後さらに高まると予想されています。

HASUNAのタンザナイトジュエリー

HASUNAでは、タンザナイトを使用した様々なジュエリーを取り扱っています。単石でネックレストップに使用したものから、他の青い石と組み合わせた贅沢なデザインまで、幅広いラインナップをご用意しています。

タンザナイトは、その美しい色合いと希少性から、特別な贈り物やコレクションピースとして人気があります。将来的な供給不足が懸念される中、今がタンザナイトのジュエリーを手に入れる絶好の機会かもしれません。

*HASUNAタンザナイトのコレクションはこちらからご覧いただけます!
https://hasuna.com/collections/tanzanite

まとめ

タンザナイトは、その美しい青紫色、多色性、そして限られた産地という特徴から、宝石愛好家の間で高い人気を誇ります。HASUNAでは、この魅力的な宝石を使用した様々なジュエリーをご用意しています。ぜひ店頭でタンザナイトの魅力を直接ご覧ください。